山陽・九州新幹線 直通車両の内装デザイン発表
JR西日本・JR九州は、2011年に営業運転を開始する山陽・九州新幹線 直通運転用車両の内装デザインを発表しました。和のイメージをテーマに手すりなど随所に木材を使用し、ベースになったN700系とは違ったものになっています。
JR西日本では今年10月末に直通用車両を先行量産車を完成させ、山陽新幹線で走行試験を行う予定です。
グリーン車 … 2列+2列シート 24席
デザインは「古代桜」調の木目に花唐草模様の座席。可動式(?)の枕、フットレストのほか、ふくらはぎを支えるレッグレストも設置されますが、N700系で採用されたレッグウォーマーは非採用です。
山陽・九州新幹線は東海道に比べ需要が少ないのと、普通車指定席と同じ2列+2列シートを考慮してか、全体的にN700系のグリーン車よりワンランク上の設備になっています。
普通車指定席 … 2列+2列シート
「朱桜」調の木目に濃菜種色の座席。「ひかりレールスター」と同じ2列+2列シートで、ドリンクホルダーと新開発のリクライニング機構を採用。読書灯は無いが、頭の周りはN700系のグリーン車に近いようにみえます。
現在の「ひかりレールスター」では中央の肘掛にチャイルドクッションを取り付け1・2歳の子供が座れるようなっていますが、新型車両では中央の肘掛を跳ね上げ可能とすることでそこに座れるようになりました。
普通車自由席 … 2列+3列シート
「若桜」調の木目に茜色などの座席。色と木製の手すり以外はN700系の普通車とほぼ同様です。
山陽・九州新幹線直通用車両のインテリアデザインなどについて (JR西日本 7/23)
山陽・九州新幹線直通用車両のインテリアデザイン等について (JR九州 7/23)
山陽・九州新幹線直通車両の基本仕様発表 (2/27)
モバイルSuica特急券
乗車までの流れは、ケータイかパソコンで特急券を購入し、ケータイにモバイルSuica特急券をダウンロード、あとは改札機にタッチするだけ。
エクスプレス予約(以下EX)とは異なり、乗車券と特急券がセットで発売される。一般の乗車券に適用される「東京都区内」や「仙台市内」などのエリアは付かず、在来線の駅から新幹線駅までの運賃が別途必要。
一方でEXと同様に、1年中いつでも通常の自由席以下の値段で指定席に乗れ、シートマップでの座席の指定や乗車前の列車変更は何度でも可能。乗車前の払い戻し手数料は300円(直前でも)。
乗り越しした場合は電子マネーから自動精算される。
JR東日本プレスリリース (JR東日本 12/3)
値段

※通常期に指定席を利用した場合の運賃・料金の合計で比較。(円)
概ね長距離になるほど割引率が高い傾向がありますが、対八戸で東京よりも大宮からの方が割引額が大きかったりと単純ではないようです。
2008年3月に予定されている主な事柄
1日(土)静岡地区へTOICAエリア拡大 記念TOICA発売
14日(金)夜
寝台列車「銀河」「なは」「あかつき」ラストラン
15日(土)
2008年3月ダイヤ改正
モバイルSuica特急券スタート Suica利用可能エリア拡大
18日(火)
SuicaとICOCA電子マネー相互利用開始
29日(土)
Suica・TOICA・ICOCAの相互利用開始 記念カード発売
EX-ICサービス開始
仙台・新潟エリアでPASMO利用開始
九州新幹線と山陽新幹線の相互直通運転が正式に決定
10月17日、JR西日本とJR九州は山陽新幹線と九州新幹線との交互直通運転の実施を正式に決定した。
相互直通運転の実施区間は新大阪-鹿児島中央間で、開始時期は九州新幹線の博多-鹿児島間が全線開通する2010年度末。
相互直通運転車両にはN700系をベースとした8両編成の車両を開発し、 JR西日本が19編成・JR九州が10編成を製作する(両社計29編成232両)。2007年度中に量産先行者の製作に着手する予定。新車両製作やシステム整備などの投資額は、JR西日本が約1000億円・JR九州が約400億円。
所要時間については最速で新大阪-熊本間が約3時間20分、新大阪-鹿児島中央間が約4時間となる。これについてJR西日本の山崎社長は「熊本空港・鹿児島空港は都心から離れており、新幹線は時間面でも遜色ない。」とみている。また、運賃について「(航空との)競争を意識して決める」とした。
鹿児島中央までの直通本数は毎時1・2本にする方向で調整している。具体的な運転計画や相互直通運転車両の仕様については検討中。直通新幹線の愛称については「のぞみ」や「つばめ」と異なる(それ以外)のものを公募によって付ける予定だ。
山陽新幹線と九州新幹線との相互直通運転の実施について (JR西日本)
大阪−鹿児島4時間で直通 新幹線、1時間に1本以上 (中日新聞)
山陽、九州両新幹線直通運転へ=新大阪〜鹿児島中央約4時間 (時事通信)
九州・山陽新幹線 相互乗り入れ合意 大阪から4時間 鹿児島直通1時間1、2本 (西日本新聞)
大阪―鹿児島 直通4時間 1時間短縮 『空』と争奪戦 (東京新聞)
新幹線、東京−鹿児島間の直通運転行わず (読売新聞)
JR西日本は新型車両を19編成製作し、N700系と合わせると2007〜10年度の4年間の車両投入数は35編成408両になります。同社が100N系(グランドひかり)・300系・500系と概ね4年ごとに9編成144両を投入していた90年代までと比べ約3倍の投入スピードです。
一方、来る者あれば去る者あり。新車に追い出されるように旧型車両が廃車されていく予定です。現在0系・100系・300系合わせて37編成ありますが、2011年にはすべて引退しているかもしれません。300系は東海道でも2011年に引退予定なので山陽新幹線と同時期に引退なんてことも・・・。
直通列車の愛称は「のぞみ」や「つばめ」とは違ったものを公募する予定です。どんな愛称になるか楽しみです。
(10/17 18:21公開 23:03加筆 19日加筆)
山陽・九州新幹線直通、JR九州・西日本が合意
現在、九州新幹線ではデジタルATC、山陽新幹線ではアナログATCと両線で異なる方式が採用されている。また、最大35‰の勾配があるように九州新幹線は山陽新幹線に比べ勾配がきつい。このため両社は、今年デビューしたN700系をベースに、両方式のATCに対応した装置を搭載し、モーターを増やし登坂性能を高めた新車両(8両編成)を共同開発する。車両の統一で修理体制の課題も解決される。
東海道新幹線への乗り入れについては、全営業列車が16両編成の東海道に最大8両編成の九州新幹線用車両が乗り入れると輸送力が落ちることから見送られた。
新大阪-熊本間は約3時間、新大阪-鹿児島中央間は約4時間に所要時間が短縮され、飛行機から多数の客が流れそうだ。
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九州新幹線と山陽新幹線の相互直通運転が正式に決定
山陽新幹線はアナログATCのまま
いよいよ九州・山陽新幹線の乗り入れが正式に発表されます。両線間のATC方式の違いについては車両側で対応し、両端を東海道・九州のデジタルATCに挟まれた山陽新幹線はアナログATCのままとなりそうです。
直通列車(8両編成)の運転本数についてJR九州は「1時間に1本は走らせたい」としています。1時間に1〜2本運転されており、2011年春に11周年を迎えるであろう「ひかりレールスター(同じく8両編成)」と「700系E編成」の動向も気になります。
鹿児島〜大阪新幹線直通、JR九州と西日本が合意 (YOMIURI ONLINE)
新幹線、新大阪―鹿児島が直通 11年春、4時間で結ぶ (asahi.com)
大阪−鹿児島で新幹線直通へ 11年春から (イザ!)





